美しい蛙

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チクショー明日精神科だったぜチクショー

K「統失の陽性期には幻聴、妄想が顕著にあらわれる」
L「強制的に引っ張り出された。明日が病院なんですって。しかも中央線に一人で乗るのよ?
あーあ。テストが恐いわ…………」

L「私は通称L。本名は教えないわ。覚え難いし、古臭いの」
K「私はキルロイ。はじめまして。まあ、腰を下ろしてください、さあ」

L「忘れてたのよ」
K「何をだい?」
L「私がこんなんだってことをよ」
K「思い出せ、思い出すんだ」
L「滅相もございません」
K「我々は君を助けたいんだ」
L「それ以上言わないで!シナプスがこれ以上こんがらがるのは嫌だわ!」
K「わかった。だが、忘れちゃいけないよ」
L「ああ、嫌だわ嫌だわ。戦争の絵のこと思い出すのよ。ゴヤの『銃殺』だわ!それから私の大切な人のことも!」
K「だが、彼女と話したこともない。もはやノンフィクションだ」
L「いいえ。私は好きなものが好きなの」
K「それって我が儘かな?」
L「どうにかしなきゃ」
K「さあ、回線を切るんだ」

※注釈
[幻聴の出現:命令調、批判的なもの、「○○はいまこんなことをしてる」と言った実況中継風や、第三者同士が自分のことを論評するといった幻聴も特徴]

L「知らなかったわ…」
K「無理はないさ。でも知ってよかったじゃないか」
L「そうでもないかも…………」
K「さあ回線を切るんだ」
L「もう少し調べてみるわ。どうせ寝られやしないのよ」
K「さあ回線を切るんだ」
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