美しい蛙

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読書感想 「手紙」東野圭吾著



読み始めて二ヶ月余り。今日やっと読み終えましたよ…!
そりゃあもう、紙のブックカバーがへにゃへにゃになる程に…
(エアは風呂の中で小説読むのです)。
こ、このスローペース…まぁ理由はあるのですが…。

以下、酷評となります。
この小説をエアに薦めて下さった方すみません!本当すみません!
※「東野圭吾さんの作品は全部肯定」という方は見ない方がいいです。
※以下の記事内での出来事に一切責任は取りません。

※他作品の紹介もこっそりと。

すみません、正直に感想言っていいですか?


すみませんが…(毒舌エア降臨




クソつまんねーーー!!!(´Д` )

始終そんな印象だったので、読むのも相当遅くなった訳です。

東野圭吾さんの小説は初めて読んだのですが、どうも文体が…アレです。
会話以外の文章が目立っていない
本来、登場人物たちの言動を説明すべき、あるいは心中を打ち明ける箇所で、趣向というものが一切描かれていなく、
まるでラジオドラマの脚本を読んでいるようです。
私は「蛇足」な程「脚色」されている文体が好きなので、「○○が○○した」という「簡素」なものでは「淡白」と言うか「稚拙」に感じてしまうのです。
仮にも純文学であるならば、こんな書き方ではライトノベルと呼ばれる漫画のふきだしが増えたような読物と、一線を引く事が出来ないのではないでしょうか。(ラノベ読んだことないけど…)
日本の文学界の未来が危ぶまれます。

そして物語に関しても。
「事実は小説よりも奇なり」を通している現実において、
物語とはエンターテイメントでなければならないと思います。
当然、「奇跡」あるいは「非日常的出来事」が起き、「結末に感動」すべきなのです。
然し、この物語において残念ながら余りに欠落しているのが、
前述した私の求める「物語のあるべき姿」なのです。
たとえ文体が「淡々と」していようとも、物語が「淡々と」していては、
その物語に読物としての意義はあるのでしょうか?
例えば、この「手紙」の場合、テーマが先行するばかりで
その醍醐味が物語として活きていないと感じました。


今、この物語を読み終えた私が感じるものは、
「こんなものが小説としてまかり通っていていいのか?」
と言う驚愕のみです。
また、
「読書家はこの程度で満足しないだろう」
と言う結論です。

この小説を薦めて下さった方には大変申し訳ないと思っています。
ですが、エアは選り好みが激しい上に、映画や小説に関しては素直に毒舌なのです。
無論、作家自体を一作読んだ限りで見切ってしまうようなことはしません。
これはあくまで「手紙」への感想で、東野圭吾さんの作風を批評した訳ではありません。
これからも東野圭吾さんの作品を読んでみようと思います


蛇足になりますが、ここまで読んで下さった方の中には
じゃあお前はどんな物語なら満足するんだ!!」という問い掛けも発生するでしょう。
偉そうに批評しておきながら、最近はめっきり本を読んでいません。
ですが、過去私が出逢ってきた小説の中で、
これならば、どんな読書家も多少は唸るだろう
というイチオシの、エアが世界一と豪語する小説があります。
ここで内密に紹介しましょう。
「City」アレッサンドロ・バリッコ著です。

余り知られていないイタリアの作家の翻訳第三作目です。
残念ながら文庫化はおろか、大型書店でもあまり見掛けません。
図書館などで見掛けたら、是非手にとってみて下さい。
あらゆる物語の「仕掛け」に、読み手は一筋縄ではいかないでしょう。

本当に余談ですが、エアは読み難い読物が好きで堪りません。
歴史小説になりますが、アンリ・トロワイヤの「女帝エカテリーナ」なんか。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。

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コメント


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大衆小説 西村京太郎 みたいな感じはするなあ。
私は活字中毒なので なにも ない ・・・
時に 3時間で がーっ と読んだりするよ!

たくさん東野圭吾読んだけど、印象残ってないってことは
たいした事なかったのかな?
やばい。。。私、エアに勧めた?
1年に100冊読んでも、おもしろい と思うのは意外に少ない。

私は展開の、のろい小説がすきかも。
始点と終点があまり変わらない。でも少し変化は
あったかなという日常生活みたいな小説
 
私は読みにくい考えないといけないのは嫌いかも。

活字中毒というのはそういう人なのかも。毎朝新聞1時間よんだり、なんか落ちてれば必ず読む。

エッセイでも小説でもいい 最近 読書で満足を得られてなくて欲求不満です。人の感性ってばらばらだから
進められてもつまんないこともあるよね。。。

直木賞でなかったね。。。とりあえず最新の賞をとった人とかは一応チェックするよ~今、世の中は こういう小説が受け入れられるんだと思って読む。審査員の評価も。
東野さんのインタビュー記事むかし読んだことがあって、人々を感動させる小説を書くが目標じゃないんだって。売れる小説を書くこと。

よつば | URL | 2007年01月21日(Sun)00:18 [EDIT]


活字中毒とはそうゆうものなのか・・・!

なんかすごいべんきょうになった!

この本を薦めてくれたのはよつばさんじゃない人ですよ。

エア | URL | 2007年01月22日(Mon)00:21 [EDIT]


 

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